医療法人 浅田レディースクリニック

浅田レディース駅前クリニック


SPECIALIST
浅田レディース駅前クリニック 浅田義正院長

日々進化する生殖医療。
世界の最先端と向き合い研究心を培う。


米国最初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精の基礎的研究に従事した経験があることから、顕微授精に関して豊富な経験と実績を持つと評判の浅田院長。
生殖医療の道を選んだきっかけや、その魅力について伺いました。

浅田レディース駅前クリニック 院長 浅田義正氏

浅田レディース駅前クリニック

院長 浅田義正氏

クリニック外観

外観

浅田レディースクリニック

施設内ラボ

施設内

ラボ

インタビューの様子

院長 浅田義正氏
インタビューの様子

院長 浅田義正氏

院長 浅田義正氏
打ち合わせの一幕


SPECIALIST STEP UP
浅田レディースクリニックの外観
編集長

産婦人科から生殖医療へ進むきっかけを教えてください。

院長 浅田義正氏

僕は元々内科だったんですよ。研修医時代は3年ほど内科を専門にしていたのですが、今から30年前ですので、がんは治らない病で告知もタブーの時代。研修医は末期の患者さんばかりを担当させられ、毎日毎日死んでいく患者さんを見ていました。医師であれば助けたいと思うのが当たり前ですが、助けられない患者さんばかりで自分の無力さに絶望する日々でした。 そんな頃大学の産婦人科医局長から産婦人科に誘われ、死ではなく生命の誕生に携わる産婦人科に興味が湧き転科しようと決断しました。 産婦人科での仕事は毎日が楽しくて生き生きと働いていましたね。 その後一通り手術も経験させてもらいましたが、もっといい研究をしたい、一生に一度は本格的な研究がしたいと考えてアメリカ留学を決意しました。ただ何を研究しようと決めていった訳ではなくて、世界で初めて体外受精を成功させたジョーンズ・インスティテュートに留学したことがきっかけで生殖医療に出会いました。ちょうど留学する前年に顕微授精に成功したということもあり、世界がその研究に注目していましたから、タイミングも良かったですね。顕微授精にはピペットの精巧さが重要ですので、器用な日本人が作るピペットは重宝されました。 この留学がなければ体外受精の研究に進むこともなかったですし、まさか自分の研究が役に立つとも思っていなかったのです。それなのに、留学から帰ると私を待っている患者さんが何百人もいてくれて、自分のやっている研究で受精卵ができ、子供になるということを肌で感じた時はとても驚きました。 帰国後初めて顕微授精で出産した患者さんからいただいた手紙の中に、“幸せ配達人”という言葉がありました。この言葉をもらえたことで、自分が研究してきたことが人の役に立つことだという証明のように感じられ、顕微授精の専門医の道に進む大きなきっかけになりました。

診察の様子
編集長

日本に戻られてからは日本の生殖医療をけん引されてきた訳ですが、まだ日本で生殖医療が認知されていない頃から携わってこられた浅田先生から見て、この分野の変遷をどう思われますか。

院長 浅田義正氏

他の医療に比べてまだ歴史も浅いですが、劇的な進化を遂げています。しかし、宗教や倫理の問題もあって科学として認められるまでにとても時間がかかったと思います。 生殖医療の歴史の中で大きなブレイクスルーは3回あったと思います。 まずは1978年の世界初体外受精の成功、そして様々な技術革新が続き1992年のICSI(顕微授精)の成功です。これによって精子がないと思われていた人にも可能性が広がりました。運に任せていた授精を確実に成功させることができるようになりました。それ以降ブレイクスルーはないと言われていましたが、近年始まった卵子の凍結(ガラス化法:ビトリフィケーション)が次のブレイクスルーになると私は考えています。これにより卵子を傷つけることなく冷凍保存することができるようになりました。この技術は日本が最先端です

編集長

この数十年でどれくらい授精の成功率が上がったのでしょうか。

院長 浅田義正氏

昔の体外受精はだいたい15~20%程度の成功率でしたが、今は顕微授精も可能になり、成功率は40%くらいまでは上がっていると思います。あらゆる技術革新が成功率を高めていることは間違いありませんが、この数十年で出産年齢も上がっていますので、それを考慮すれば成功率はもっと上がっているのではないでしょうか。

施設内ラボ
編集長

生殖医療の魅力ややりがいとはどのようなことでしょうか。

院長 浅田義正氏

卵子というのは生命の源です。受精卵は刻一刻と変化し成長し、小さな細胞が赤ちゃんになるのです。それはとても感動です。その感動を是非味わって欲しいですね。
そして日常の仕事が科学に繋がっているということを感じて欲しいです。
技術は日進月歩で1つのやり方を覚えたら終わりではなく、常に考えて進んで変化していかなければなりません。
だんだん出産年齢が高くなっているので、難しい患者さんも多くなっていますが、そんな患者さんが妊娠した時の達成感はひとしおですね。
一人ひとりの患者さんの状態に合わせて、最適な技術を考える。最先端技術だからと言って誰でも同じ方法で成功する訳ではありません。それをとことん考えることが面白さとも言えます。


編集長
05.
生殖医療を目指そうとする人へのメッセージをいただけますか。
院長 浅田義正氏

日々進化する生殖医療ですので、いつまでも古いやり方を続けていてはいけません。常に向上心を持って学び続けてください。同じことを3年も続ければ誰だって面白くなくなります。常に研究心を持つには世界の最先端を見ることが一番です。そうするともっと知りたいと思うはずです。そのためには自らそういう場所へ飛び込まなくては始まりません。是非とも別の世界へ出て、別の世界を見て欲しいと思います。 生殖医療だけではありませんが、なんでもやってみないと面白いかどうかも分かりません。自分は完成されたと思ったらそこで終わりです。柔軟な頭を持ち、新しい知識を上書きできること、いろいろやってみてその都度方向転換ができるくらいの自由度を持っていた方がいいですね。 迷うことは悪いことではありません。迷っている中でいろいろと試してみて、経験することで本当にやりたいことが見つかると思います。簡単に見つかる方がおかしい、専門を決めすぎず様々なことに挑戦して欲しいと思います。



院長 浅田義正氏

浅田先生が実践してきたART(高度生殖医療)を、次の世代に伝えたいと2014年より医師向け講座「浅田塾」がスタートしています。この講座で、まだ新しい領域故の誤解や偏見などを減らすこと、そして具体的な技術やノウハウを身に着けてもらいたいと浅田先生は仰っています。
浅田塾から排出された探究心を持つ医師によって、生殖医療の更なる発展が子供を願う夫婦の夢を叶えることでしょう。


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